夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

慣れと奮起と勲章


10日のぶりの投稿となりました。


年が明けて、
今年もまた毎日同じルーティンの介護生活か.という不安感より
ゆっくり過ごせる正月の何もしないで良い感(12/31から1/1は何も変わらない並列の日だし実際やる事は変わらないのですが)を幸せに思う気持を味わえている自分がいました。


これも慣れというものでしょうか。
現実的には慣れなければやってこれていない訳で。


この状況に
慣れてしまえば楽なのに。
慣れてしまった方が楽なのに。
当たり前ですが時間がかかりました。


まだ少しは若くて元気もある自分が
コロナも含め.自由に行動できない束縛感と
家にじっとしている老人のような生活に私の心身が凄く抵抗していました。
何もかもが初めての在宅介護。
これも当たり前だったと思います。


結局、一昨年からの介護鬱も抱えたままで今年こそはメンタル系のクリニックに行かなければと思うもコロナ(東京都)控えの気持ちが強く.行く気になれないのでwebで診療を受けられるクリニックを近隣で探せた事でいつでも行けると安堵したところで留まっています。


先週は夫が下痢の為にトイレでズボンを下したところで漏らしてしまい、服や部屋履きやトイレ回りも下痢処理と掃除が大変でメンタルが落ちました。。
この先またこのような事が起きることを想定したら早くクリニックへ行かなければと頭で思うも行けないのが鬱という症状でもあるのかも知れません。



それよりも!
そんな事よりも奮起することになった出来事がありまして。
一つ目は、昨年11月から年金生活となった我が家は振り込まれた額と予定額が違うこと、
二つ目は、今年は生まれて初めて確定申告をする為にウチのように色々複雑な場合の内容を年金ダイヤルで聞いて、改めて新しく知ることになった国の制度や、その不条理の納得のいかなさに、それならば、やれることだけはやってやろう、と
やる事の面倒臭さより権利を受け取れる作業をやる事に奮起している、という事が起こっています。


全ては予算ありきなので
目前の現実を見て、お尻に火がついてやっとやる気にさせられ、
つい先日まで介護鬱で 日常を必要最低限度でしか行えなかった私が 奮起させるられる出来事によって、うつ症状がいっとき軽くなるという皮肉な話で、何が功を奏すか分からないという出来事でした。
人って意識が変わるとこうも変わるかと思う人間の不思議を感じます。
自分で変えようとしても出来ない事でした。


まだこれから医療費控除の申請や、障害年金の申告も(申告作業にもう5カ月かかっていますが)まだ終わっていませんし。


これが終わったのち、
またこれからをどうするか見えてくると思っています。
焦っても仕方がない、と
やっと腰をすえてとりかかる気になれている2022年です。
これも自分に勲章です。



×

非ログインユーザーとして返信する