夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

やる気スイッチ

塾のCMで、
『やる気スイッチ』という内容を見ていて..


夫にも.
『リハをやる気スイッチ』というのがあったら夫も楽だなろうな〜と、パラリンピックを見ていて思います。
個人の意思に関係なくオンオフできたら.そんなの私も欲しいですけど。w
交感神経.副交感神経ですか。。



今は、紆余曲折ありながら
週3のディケアと週1の訪問リハは
夫自身が今の自分に丁度いいと判断しているペースで、
リハに行かない日は一日中、リビングでTVとPCに向き合ってリラックスしています。 


リハへの姿勢は人それぞれで
リハにやる気を持てる人、持てない人、
パラリンピックの選手は前者として通ってきている今があるかと感じます。
程度問題はあるとしても夫は後者です。  


後者である夫を否定するものではなく、
それによって泣き言を言い、その事柄をなんとか解決してあげようと思う私がいて、なだめたり新しいリハの方法をYouTubeで探す努力をして一緒に取り組むことに私が疲れていて、
夫のモべーションを上げる私のモチベーションがもたんなぁ..と感じている訳です。


夫は自分で努力をする気力がないから泣き言と言う形で私にいろいろな期待をします。
ちょっと他力本願的だなとは感じますが それも今の彼だし もともとの彼でもある事は知っているので 擁護する、というメカニズムが出来上がっている訳ですが。w


この身体でのリハは辛い事でもあるので
本人がしたいならする、したくないならしない、とどちらでも支持したいと思う私です。
楽に生きてもらいたいと思うからです。


リハをしたくなければしなくてよいし
本人が望んでそれが楽ならそうしてあげたいと思います。
それがその人の今だから。 
夫が自分の方針が決まらないと事は辛いことだろうなぁと思いますし
それによって私も付随してしまうからですが。


今の夫の現実は、自分の身体はリハが命綱になっている.から、
リハはやるけどやる気は起きない、という状態に本人は葛藤し.リハが楽しくないのだと思います。
そこでの
私ありきのリハ。
私ありきの介護(イマハ シカタナイ)
オリンピックに例えたら
楽しくないことをしている人を応援する観客席にいる私(介護者)も
矛盾を感じ、サポーターとして限界を感じます。
まぁこれは私のエゴかな


夫が自分の人生を諦めたように見えることは
私も自分の人生を諦めたように感じて悔しく思い、
私だってサポーターとしての自分を諦めたくはないんだけど..



結局、日常がスムーズに運んでいる時は、
気にながらも無視していることが 
アクシデントによりクローズアップされ見せつけられます
夫の性格.私の性格.夫婦関係。
それでも
それだから
夫婦として暮らす日常をもう少し(楽しいとは言わないまでも)穏やかに過ごしたいので夫の気持ちの方針が決まってくれると楽だなぁとは思います。
リハじゃなくても何でもいい.
希望を持ってほしい
希望を持たせてあげたい。  
とは正直思います。
でもこれは、介護する私の勝手な思いであり、本人の意向と違えば私(介護者)のエゴで、希望をもってもらった方が私が楽であり介護している甲斐を感じられるからです。


夫が望む日常とは。
夫が望む人生とは何だろうと考えても
今は夫自身でもわからないようです。
聞いても答えは今に失望している発言だけです。
私とは死生観も違うから私のアドバイスも余り参考にはならないようですし。。


将来何かのキッカケでやる気になるかもしれないけれど。
明日のことなど語れないです し。



パラリンピックを見て何かキッカケがつかめるといいな〜と
やっぱりどこかで期待している私がいます。


希望を捨てないのは良い面もあるけれど、
私が思う期待や効果が現れなくてガッカリするのは良くないなぁと思う次第です。 


純粋に
パラリンピック楽しみます✨✨


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