夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

昭和一桁生まれの父のシンプル


私が20代で結婚した時に、
父からもらった言葉をふと思い出していました。


ひとつは、
身体の悪い人が家の中に居るというのは大変なものだから健康第一に努めるように。という事。


二つ目は
幸せはつくるもの。
でした。


一つ目の

身体のことについては今の家庭状況になって初めて私の心に響きます。
私の結婚当時.うちの親族は皆.健康でしたが 
父は何を思って.どんな経験からそう言ったのか聞いてみたかったと今更ながら思います。

3年前に亡くなっているので叶いませんが..


二つ目の
しあわせは つくるもの。
これは正に人生の王道です。


昭和一桁生まれの父は
生涯、爪に火を灯すような生活形態を貫いていました。 
そんな父を見ていて子供時代の私は、
父は何が楽しみで生きているのだろうと思っていたものです。

父の終戦が10代だったことにも関係はあるでしょうが
同じ昭和一桁 生まれの年代の方でも
お金がある.ないにかかわらず
生活習慣は人それぞれです。



そんな生活感は少なからず娘であった私にも影響していますが 今の私の慎ましさと父の慎ましさとは桁が違います。 

今ではそんな生き方を美しいと感じます。


私も慎ましさという名のもと、
もっともっとシンプルに生きたいです。


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