夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

不条理の箱の開示


ウクライナの情勢に心底 不条理を感じ、
被害映像は見るに耐えがたいです。


命を奪う行為の不条理を目の当たりにして、
過去の日本の戦争で
原爆被害者になられた方の事を思いました。



原爆被害者の方は、
アメリカに対しての怒りは当然のことながら、
被爆していない日本人に対しても不条理感を持っていたのではないか、という思いも持ちます。


原爆被害にあわなかった人に、
あなたは被害にあわなくてよかった、と言えるようになるまでにどのような心もちでこられたのかと..



戦後 アメリカの傘下に入り.高度経済成長の浮かれた状態を横目で見ながら
自分達は時が止まり.取り残されたように感じ、同じ日本国民として温度差を感じ
とても孤独であったのではないでしょうか..
と 報道されないたくさんの事柄に思いをはせます。


それは在宅介護をしている自分の環境にも重ねている節があり
介護している人.していない人に自分が区別していて、
そこまでは自分か選んでいるので そこに不条理感はないものの、
その先にある
身体障害者への福祉の充実の足りなさや、
介護される方々重視の 介護者の見捨てられ感や.
障害者年金年金申請にかかわる申請者の労力する作業など(うちが複雑な例のせいもあるかも知れませんが)


それらに絡むたくさんの事態に不条理を感じてきた経験から
過去や現在に不条理感をもつであろう.もったであろう方々や事態に
自分の推測の思いが重なります。



不条理感の怒りをエネルギーとできれば
グレタさんのように制度の改革に声を上げられるかも知れませんが、
内にこもれば
福島の方々でもみられる被害による孤独死のような方向にも現れてしまう


例えれば 
私も、内にこもったり外に出せたりを繰り返しながらアクシデントという小爆弾が落ちた我が家を復興しているともいえます。



決して一人で復興しているわけではないけれど、心の孤独感を深めない為に
グレタさんのように制度の改革に声を上げる大切さも感じて、


今までなら言わなかった言いにくい事も
自分の為ならず他の為にもなる視野を持って、今日も年金事務所で小さな不便を伝えました。


自分の不条理の箱の中も自分で開示しなくちゃあ.と。



ロシアとウクライナが一日も早く合意できますようにと祈ります。
それこそ不条理と不合理を強く感じます。


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