夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

諦めという余裕。



もがいていた。

ずっともがいてきた約3年半。

介護者としてヘルパーに徹する日々を自分に納得させようとするけれどそれに抵抗する自分にもがいてきた。

自分のことも夫のことも諦めきれずに。。


環境を変えたくても変えられない。

でもその環境を少し変えてくれたのが20日間だけの利用になった住宅街有料老人ホーム。

今までも同じような事をさんざん繰り返しながら ここでの経験で私は自分自身をやっと、認めた気がする。



諦めたのは自分に対して。

夫ではなく。

心底.自分を知ったし

色々な事を天秤にかけてそれがまだ楽だから自分が選択した訳で。

入所させておく方が楽ならそうしているはず。

もうそれだけ長く介護してきた自負からきれいごとはない。


どうにかしたい、

どうにかなるんじゃないか、まだ自分(だけ)の力で、なんていう驕りやエゴや甘い見込みが今の私の身体に障害も起こしたと自分を反省しているし。



それを。

そんな自分である事を認めた事で

自分に諦めがついたら

がんじからめになっていたその部分の考えが薄くなって、、その分 余裕ができました。

諦めの余裕というか。。



人生は自分を知る旅だとして

私の場合は人(夫)を通して自分を知っていってる訳ですが

私もここまでの体験をしないと自分を知れなかったかのかと思うと自分も相当なものだな.と苦笑いする思いです。

選んで決めているのは自分。

自分からは逃げられない。。

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