夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

『学習性無力感』



初めて知りました。
『学習性無力感』なるものを。。



学習性無力感という症状に何故なるのかをマウスで実験している特集を見て、それは自分と似た症状だなと思いました。 



ネットで調べてみると


学習性無力感とは、「自分の行動が結果を伴わないことを何度も経験していくうちに、やがて何をしても無意味だと思うようになっていき、たとえ結果を変えられるような場面でも自分から行動を起こさない状態」のことをいいます。
との説明です。 
詳しくは ↓
子ども理解の「そこ大事!」 第3回 | みつむら web magazine | 光村図書出版




それを打開するには二つの方法があるとの事で


引用した記事の抜粋からは


一つ目は、「やってみたらうまくいった」という随伴経験を増やすということです。成功体験を積み重ねることが必要なのです。
大人側からの期待値を下げたり、課題の難易度を下げたり、成功の可能性を広げたりする工夫が重要になるでしょう。
ただし、すでに学習性無力感に陥っているようなケースでは、「やってみよう」という意欲すら湧かないところからのアプローチを考えなければなりません。一回誘ったくらいでは、行動につながりません。懇切丁寧な関わりを繰り返し、「この人となら、がんばってみてもいいかな」と、その子が思えるような関係づくりから始める必要があります。



二つ目は、「やってもうまくいかなかった」という非随伴経験の直後に、一緒にその原因について考え直す習慣を作るということです。
結果の原因について考え直すことを「再帰属」といいます。
ミスやエラーの原因を丁寧に分析したうえで、「こうすればうまくできそうだ」という方法を見つけることができたり、「別のやり方で乗り越えられそうだ」と方略を見直すことができたりすると、前向きな気持ちになります。そうした再帰属を後押しする大人や仲間の存在は、あきらめ感や無気力感を軽減させていくのです。


との解説でした。



私の場合は在宅介護をするようになって今までの人生でこれほど追い込まれた事はなく、それは正に学習性無力感というものになっていたと思うのと、
結局3年半経って自分である程度乗り越えてしまいましたが その改善してきたプロセスが、読んでみるとこれに似ていましたのでアップしてみました。


私の場合は介護でしたが人生の全てに応用すると思うのと
現代は〇〇症候群など名前がついている沢山の症状がありますがこれは初めて知りました。





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