夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

薬の怖さを自覚した夫と私の修行



2度の脳出血で軽いながらも四肢麻痺である夫は今も3種類の血圧の薬を飲んでいる。
それと鬱の薬(軽いものを半錠)と睡眠導入剤。



夫は認知症ではないので薬の処方などの医療方針に夫婦で話し合えるが その方針は夫婦で合わないので飲む夫自身の意思を優先しているのが現状。
 


私とすれば目の前で毎日化学薬品を飲む夫の薬害を妥協する負担があり。
自分が飲んでいるような気になり
自分が飲ませているような気になり切り離せない。
これは私の性質であるから夫が自分の望む治療と違い思い通りにならないからといって押し付ける言い方になると逆効果なので話したいなら やんわりで..



たとえば自然のお茶(柿茶やドクダミ茶)など化学薬品ではない方法で血圧を下げる対処をするのが好きな私に対して30代から血圧の薬を信用して飲んでいる夫とは以前よりそもそも論で。  
それは生き方にも通ずるところなのに今まであーだこーだと言いながらも よく夫婦を続けてこれたものだと思いながらも
介護生活になってからは今更しゃーないかと思う良しで。w



それでも先日.20日間施設に入った間にパニック気味になり、鬱を併発して医師に鬱の薬を倍にしてもらったら副作用で身体の動きが悪くなったことで
「薬の怖さを初めて知った」と言い「これからは薬を減らしてゆく」と。
人は自分で自覚して初めて見直したりやる気が出たりするものだから夫にとっては今になったのだと思うけど。


この3年半の間も少しずつではありながら薬も減らせてきているので更に減らせるのは嬉しい事です。


そもそも血圧が高くても血管が切れない人もいるのに血圧が上がると脳出血になると言われ信じて降下剤を飲む事や
もしかしたら鬱の薬を辞めればもっと身体が動きやすくなるのでは、と私は色々な疑問を持ちますが、そのような話はパニックになる恐れがあるので話題にする時はやんわりです..


自分の意図しない事に合わせてやんわり。。も
3年半を過ぎると疲れもするけど慣れてもきました。
修行のようです。。




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