夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

楽に出来る知恵をどこで得るか




最近の日常を書いていますが
介護1年目、2年目よりはるかに簡素化しています。


生活には工夫を重ねて
精神的には慣れたくない事に慣れ
その日々の積み重ねは振り返ってももう同じことは経験したくないと思う事も多いです。




今はもう
お風呂介助も
自主リハを一緒にやる事も
ヨーグルトの内側ラベルを外しておく事も
バナナのフサからバナナを外しておく事も
その為多くの(幼児子育てのような)事も
夫は自分で出来るようになった為、私が介助しなくて済むようになりました。



ブログを始める前の1年5ヵ月は毎日ノートに記入していましたが リハや食事の介助などへの格闘具合が凄いです。笑

このノートもまだ今は冷静に見られませんが

介護を振り返り検証するには貴重な材料です。


一日中目が離せなかった過去の記録を見ると今がどれだけ楽かわかります。




その最中で何が苦悩だったかと思うと
介護する上での小さなやりにくさ(つもれば大きくなる)をどうやって解決するかの情報が得にくい事だったと今更ながらに振り返ります。



たとえば出かける時に靴を履かせる時にスニーカーの踵部分を持って履かせていた(履かせにくい)→大きな木の靴べら(やりにくい)→短いプラスチックの靴べら(すべりやすいのでやっと履かせやすくなった+夫が自分でも出来るかも)に行き着くのに2年もかかっている。
例えばそんな事(?)である。



介護開始当初は毎日に家事と世話で精一杯で、その場その場で対応しているため普段なら考えつきそうな知恵も余裕が無いと出て来ません。


そんな沢山の「どうやったら負担なく.すんなりと出来るのか」を相談できる場所が介護者には非常に必要だと思うのは、
それが減るなら良いけれど.増えた場合、ギブアップし「もうこれ以上.出来ない」となり介護施設の検討になる、という縮図になるからです。

(我が家の場合ですが)


それはもしかしたらケアマネさんだったり訪問看護だったりヘルパーさん(うちは入れた事がないけれど)から得られる情報だったりもするのかも知れないが
それぞれに同じ相談をするのも.そして答えが見つからない事も非常に疲れる。
介護ブログやネット検索して情報を探しても中々解決に至らない事も。
(こちらのブログ↓ は認知症介護の方ですが参考の為、時々拝見しています)
40歳からの遠距離介護 | 工藤広伸 公式ブログ



なのでもう一つ、生活の細かな部分を相談出来るセクションがあると良いとこの3年半を経て痛感しています。
(持続可能な在宅介護に重要な部分だと)


そう思った人が団体を作って社会に還元していく構図はありますが、介護保険で使えるサービスである事が望ましいです。

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