夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

7ヶ月ぶりのショートステイ



夫は1/12〜1/16まで、4泊5日のショートステイを利用している最中である。

前回は去年の6月だから7ヶ月ぶりの利用になる。

この介護施設はBS放送が見れてWi-Fiがあるのと内部が広々としているので苦にならないと言い、夫のお気に入りのショートステイ施設だ。


昨夜ラインで少しやりとりした時には

「快適にすごしてますよ〜♪」との返事。 

音符マーク♪ までついてくると私の心もグッと安心してリラックスできる。


今までは2泊3日が殆どだったので

着替えも ひと組みだけだったが4泊となる今回は2回お風呂に入るかもしれないので2組持参している。


ショートステイの荷物は毎回このような物だ。


・書面3種類、お薬手帳、保険証関係。

・薬.日数分+予備2日分(パウチにそれぞれ分ける)

・着替え(Tシャツ.ズボン.靴下.リハパン各2)

・フェイスタオル2

・ハンドタオル2(ヨダレ拭き.絶えず出るので)

・食事用コップ、ストロー2本

・洗濯用ビニール袋(この施設は洗濯はないので)

・電動歯ブラシ、歯磨き粉、

・髭剃り、髭剃りの充電池、

・座る椅子用クッション2つ

・お菓子、お酒(缶チューハイ2本)


以上は大型の旅行カバンに入れる。  



・パソコン、パソコンの充電池、

・携帯、携帯の充電池、

・財布(小銭のみ・ペットボトル飲料買う時の為)

・メガネ、メガネケース

・ティッシュペーパー

は小さめのリュックに入れる。


当日出る際に 上靴と歩行器を忘れてはならない。



昨年は余裕がなく 上記の支度をするのさえしんどくて殆ど利用しなかったけれど、今回は楽な気持ちで支度が捗った。


私は今、このような身体の状態にもかかわらず

感情に負けず淡々と支度を出来ている事も自分では不思議な事である。


ショート中も以前なら、

夫の生理現象の全てを見なくていい、聞かなくていい、全ての世話をしなくて良い、と嫌な事から逃れられる開放感が嬉しかったが

今回のショート中では、自分の好きなTVを見て

自分の好きな時間に好きな物を食べる.又は食べないの自由を感じている。

ショートに行っている夫の心配をしていない。

健康なら1泊の温泉にでも行けるくらいの気力もありそうだ。

きっとこれが健全なレスパイトショート利用だとしみじみ思う。

介護からの短い解放がショートステイ。


今までならショートに送り出した日からすぐさまに、ショートから帰って来たあとの日常を考え不快になっていたが、今はまたいつもの日常が始まるだけだと思っている自分がいる。

この感覚の差は天と地ほどの違いがあると実感している。


去年の年末に夫が親族から情けのない対応を受けたせいで心がスッキリしているせいなのか、はたまた何かをあきらめられたのか、もしくはこのなかば惰性的な生き方に慣れたのか.. 身体が自由にならない自分を悟ったのか、その全部かも知れないけれど。

どういう理由にしても今が楽だと感じるならそれに越したことはない。

色々とやってみなければわからないし

その都度自分の感情も変わる。



私自身のこの身体が回復したら、

生活の中に痛みや痺れが無くなったら

私はどれだけの解放感を感じるのだろう。。

私はどんな考えになるのだろう。。

何をするだろう。。

考えるだけでとてもワクワクする。

それから解放されたら、それ以前の何倍もに喜びを感じられるだろう。。

それこそが生きる苦心の果てのご褒美だ。。


昨日の夜は

今日(月曜)に夫が帰宅すると勘違いしていた事を逆に夫から(ラインで)指摘されるという苦笑だが

今日もう1日と明日の夕方まで

ゆっくりと自分を怠けます!



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