夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

20日間で退所に。こんなに良い施設に入れたことで流れが変わったような



8/9からの1ヶ月間の

介護事情の変化を記しました。




8/9

夫が住宅型の有料老人ホームに入所する。 


8/10

内科医の往診。

入所日 翌日にてまだ落ち着かない中、

軽い挨拶くらいかと思いきや

若いドクターは攻めの診療と指導も入り..

一度に色々聞かれたり言われた事により

夫は一杯一杯になり途中でパニックを起こしてしまい中断。


翌日8/11より

食事もとれずディも不参加。死にたいなどのメールの連発。

また鬱が再発してしまい、落ち着いて座っていられない為.廊下を歩行器で歩き続ける(転倒の心配) 

急遽 外泊という形で時期を定めず一旦自宅に戻る事に。



8/16

自宅に戻って5日後 元々ある私の身体の痛みが悪化してしまい、また施設へ戻る。



施設へ戻ってから18日経過

の再発により薬が増えた事で身体の動きが悪くなり、メンタルも悪化し 話もまともに出来なくなる様子をみかねて 

9/3に 

一週間 (9/10まで)の予定で自宅外泊するため自宅へ帰宅。


...という行ったり来たりのバタバタ状態でした



9/10

夫は帰宅してからちょうど一週間たち.少し落ち着いてきています。


施設へ入所して20日。

結果的にには もうこのまま施設に戻らず

また在宅開始する選択となりました。


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この施設は注文の多い夫も気に入っている程、

職員の方が細かく気にかけて下さり

入居者の立場に立って下さる相談員さんに救われた気持ちで

やっとこんな素晴らしい施設に入所出来たと夫婦で満足していました。

部屋も角部屋で窓が2箇所あり何とも気持ちのよい部屋で..

施設に一部屋だけの角部屋がちょうど空いた事もラッキーに思えていたのに..



往診の先生の対応で出鼻を挫かれた事は

夫が1番悔しがっています。

入所してまだ1日で気持ちも落ち着がないこと。

そして脳疾患患者である事、にもう少し配慮して頂きたい思いでした。

夫はもう この部屋自体がトラウマになってしまったと言っています。

それでもこの施設の職員の方々の暖かく優しい親切な対応に対しては夫婦共通に感謝の思いです。

 


これからまた在宅で介護する事は私自身の身体状態を考えると不安でしたが

それよりも

・夫を施設にいさせ続ける不安とストレスの方が勝っている事、

・鬱を抑える為に薬が増えた事で身体の動きが悪くなっている、 

・ディサービスにも通う気力も食欲もない

・落ち着かずにずっとウロウロして転倒の恐れあり

・ラインで死にたい気持ちを訴えてくる

等により、

またこれから在宅介護する選択を迷いながらも決断しました。


20日間といえども、心休まる施設にお世話になれた事で私の心や身体に余裕が出来たのか.. 

何かの流れが変わったように思います。



在宅介護 再開に

確たる信念も覚悟も不安も払拭出来ているわけではありませんが

在宅する事に悩むのではなく

在宅をどうやったら楽にできるかの方に悩む(考える)と決めたからでしょうか..


先の心配をしても不安になるだけだと心底感じ、今 出来る事に一生懸命取り組もうと思えています。


痰の絡んだ咳やそれを出す唸り声。

トイレで便を出す時の大きな唸り声。


一日に何度も繰り返し聞くたびに生理的に受け入れられず耳を塞ぐほどのストレスになっていたこともなぜか今は前ほどは気にならない。。

仕方ないと思える..


自分でもよくわからない感情が起きました。

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