夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

脳疾患の後遺症で要介護4になった夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

エンディングノートに記す


今日は体調が悪いことから
最低限の動きで過ごし、
ボーっとしながら考えていました。



介護にあっては
親の介護でも
配偶者の介護でも
その子供に.その配偶者に
責任も義務もないと思うのが私の持論です。
法律的には決まり事もあるだろうけど
その上で、個人単位で生きれる福祉の充実はこの国には訪れないのだろうかと痛切します。



保育でも、未成年の子供に至っては親の義務は法律で定められているとしても、自分で保育できず死なせてしまうよりは児童施設に預けた方がよほどいいいのではないかと思う程のニュースも。。


  
ウチの今の在宅介護生活も
夫の心身を察して夫の望む介護を選択しているのと、
私自身も夫を介護施設へ入所させる決断も心情のみならず個人部屋では経済的にも選べないから現状維持を保っているのが現状ですが、
これから働きながら在宅介護する心労をすでにかかえています。


そんな中で
もし、介護される方が逆だったと想像して
私だったら..なんて自分の感情をを引き合いに出したら、介護するモチベーションが成り立たなくなります。


そんな事を考えても、今の現実にはプラスに働かないです。
夫と私は違う人間なのだから。



今の私は健康だからそう言えるのかも知れません。
それでも今の私として思う事は、
今の状況で 私が逆の立場だったら
すぐに特養の多床部屋に入れてもらう事を希望したいと思う。
これも今の私だから言える事なのかもしれないけど。


たとえば夫が出世を諦め介護しながら仕事をして日々疲れてゆく様子を見て毎日世話されるなんて申し訳なさすぎて可哀想すぎて耐えられない。と思う。


それを夫が喜びとしているなら良いけれど、
望んでいないとしたら..
望んでいたって大変な事だと心底思う。
介護はやった者にしかわからない。
きれいごとではない。
それぞれの家庭で事情も違う。



それを踏まえて今日は
自分のエンディングノートに記しました。


私がもし自分で判断出来なくなる事態(認知とや疾患で)が起きたら、家族は決して自ら介護しないでほしい事。
すぐに介護施設に入れてもらう事。


ただ.特養は要介護3でなくては入れないから、
生涯 介護されないよう生きる決意を共にしました。



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