夫を在宅介護する妻の心の気づきブログ

冷えも言葉も

私は今の身体の状況でも歩くことができます。 なるべく車を使わずに気分転換も兼ねて、買い物は徒歩で午前中に散歩がてらに行っています。 今日も天気が良く、いつもの道を歩くと 70歳を過ぎたくらいのご婦人が自転車に乗って通りすがりに「力を抜いて頑張ろう」と坂道の手前で一声かけて上がっていきました。 言葉... 続きをみる

嬉しかった夫の気持ちと人生を変えるような一言

1年半前から私の身体に起きている原因不明と言われている痛みを緩和する治療を探すもなかなか見つからず、最近 知人より鍼灸院を紹介してもらいました。 鍼とお灸もして頂き、色々とお話しも伺い。。 その上で先生より 「栄養失調」 と言われ。。。‼️ びっくりしたのと同時に まるで、食うや食わずの時代の人に... 続きをみる

介護サービス・人間関係。誰が家族を施設に入れたいものか!

夫が介護施設へ入る前の訪問看護さんとの会話での感想です。 ーーーーーーーーーーーーーーー 今まで在宅と言う形をとってきている間はどこまでも親身に私の話を聞いてくれていた訪問看護さん。 でも いざ入所となったらその次の回には私に対してすごく冷たい空気が流れていたように感じた。 気のせいだろうか。 い... 続きをみる

言葉の偉大さ

今日は訪問リハビリの日でした。 今、来てくださっている方はゆったりとした雰囲気の方で今の我が家に丁度良い方です。 以前利用した訪問リハの方は 一人目の方は リハの話はせずに時間中ずっと世間話ばかりしているので夫が嫌気がして断り、 二人目の方は一生懸命すぎて 夫の出来ない事をさせるので夫がストレスに... 続きをみる

立川談志師匠

先日、 立川談志師匠のドキュメントのTVを放送していた。 その中で 『落語とは、人間の業の肯定』、とおっしゃっていた。 あ〜 これは懐が深いな〜と思った。 言い訳せず、それを笑ってしまい、粋にまとめる.. 落語って面白かったんだな〜と初めて感心した次第でした。 落語番組は『笑点』くらいしか見たこと... 続きをみる

言葉の力

昔、 自分にとって大切な人を 亡くしたとき、 絶望した。 死にたくて　　 死にたくて 死ねば会えると思っていた。 合法的に死にたくて 自殺サイトで情報さがしをした。 たくさんの人たちの投稿の中に、 絶望＝死　 ではないぞ、　　 と一言書いてあった。 たったひとことの その言葉に 　 その時 私の心... 続きをみる

瀬戸内寂聴さん

昨年、 100才を迎えることなくお亡くなりになったことは本当に残念に思います。 大好きな僧侶様でした。 あんなに明るくチャーミングな方。 しかしその裏にはどれだけの感情があったことだろうかと感じます。 その感情のエネルギーを小説にすることで表し.生きる糧ともされていらしたかとも察します。 寂聴さん... 続きをみる

担当医のひとこと

夫の発病後、1年半経ったのち、 障害の級が変わる(重くなる)ので、 ５ヶ月間入院していた病院に認定の検査に行った時のこと。　 担当は女の先生。 先生『その後どうですか』 私→現状を説明。 先生『奥さんはお仕事してらっしゃらないんですか ?』 私『とてもじゃないですが仕事との両立は難しいです』 先生... 続きをみる

なにげない発言

何気ない言葉に敏感に反応した話です。 今日は2ヶ月ぶりの白髪染めに 行きつけの美容室に行った。 介護生活に入ってから白髪染めをする為に美容室にはコンスタントに行けなかったが、最近は半日くらいなら家も開けられるようになり嬉しい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 半年くらい前に行った時に新しいス... 続きをみる